先祖が書いた請求書

私の母方の先祖の出身地である中津藩(大分県)の古文書を調べていたところ、たまたま私の6代前の先祖が書いた古文書を見つけました。

画像の説明

「卯十二月」とだけしか書かれていませんが、前後の内容から安政2年(1855)に書かれたものであるようです。

私の先祖は、中津城下で鍛冶屋をしていたのですが、安政2年当時の当主である和助(ここでは“かじや和助”と書かれている)が久右衛門に出した請求書のようです。

なぜこのような古文書が残されているかというと、請求書を出した相手である久右衛門という人物が室屋という中津藩を代表する商家であり、その家に伝わる古文書類が『室屋菊池家文書』として中津市立図書館に寄贈されているためです。

このように、自分のところが大したことはなくても、有力な商家や町名主、庄屋などの村役人などの家に自分の先祖に関する文書が残されている可能性もあるということです。

(記:平成25年10月22日)

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