旧土地台帳より10数年古い土地の記録

弊社地元の福岡県では、「地価帳」という土地関係の古い行政文書があります。作成時期は明治8年頃からですので、旧土地台帳より10数年古い情報を入手出来ます。

当時の村単位で綴じられており、書かれている内容は、地番・字名・地積・地目・地価・地租及び所有者氏名です。

原則として申請書に記した地番のみしか見ることが出来ない旧土地台帳とは異なり、有難いことに全てのページを遠慮なく見ることが出来ますし、撮影も自由です。

全てのページを見ることで、当時どの程度の土地を所有していたのかを地目別に確認することが出来ますし、家によっては旧土地台帳より一世代前の先祖の名前が書かれていることもあります。

このような行政文書はどこにもあるとは限りませんし、内容が同じようなものであっても名称が異なります。

たとえば、愛媛県では「畝順帳」というものがありますし、鹿児島県では作成年が少し遅れますが「竿次帳」というものがあります。

どこに何があるのかについては、現地の行政機関等に聞いてみるしかありません。

(記:平成30年7月5日)

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