過去帳閲覧の現状について

過去帳の閲覧が厳しくなり、原則として閲覧禁止となっていることは本ホームページの冒頭にも述べているとおりです。現在では、たとえ有力な檀家でさえ閲覧させて頂けないことが多いようで、「誰が来ても見せない!」と言われたというお話もしばしば耳にします。

それでは、当事務所ではどうなのかと申しますと、結構な確率で閲覧させて頂けています。ここで詳しいことを書いてしまうと、今後の調査に支障を来してしまいますので、具体的なことは申せませんが、要はアプローチのしかたを工夫しているのです。

我々であっても、まともに依頼をすれば断られてしまいますが、ちょっとした工夫をすることで、すんなり閲覧に漕ぎ着けることがあります。

最近では、愛媛県の山間部にある寺院で、ご住職の奥様と一緒に本堂で過去帳を調べることが出来ました。また、和歌山県のある地方都市の寺院でも、「本当は見せてはいかないのだが・・。」と言われつつ、ご住職と一緒に閲覧致しました。

ただ、問題は都会にある大きな寺院であり、なかなか難しいものがあります。
どうしても閲覧が無理であれば、調べて頂きたいことを文書にまとめて調べて頂き、後に結果を教えて頂くようにお願いしています。

しかし、それさえもお断りされるケースもあり、比較的容易に見せて頂けた昔が懐かしく思われるところです。なかなか難しい時代となりました。

(記:平成30年7月5日)

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