離島での調査

これまで離島の調査は、鹿児島県の下甑島奄美大島、長崎県の対馬福江島中通島、島根県の隠岐島がありました。(交通の便が悪くなく、”離島”とは呼ぶほどではない島は除く)

今回は長崎県の中通島の2回目を行っているところですが、なかなか現地に行くことが出来ません。

この中通島には高速船とフェリーでしか行くことが出来ないのですが、現地訪問の計画を立てて、予約してイザ出発となった時点で2度も荒天のため船が休航。

運航するか休航となるかは1時間前しか分からないということなのですが、出発は長崎港であり、そこまで行くだけでも結構な時間と費用を要します。その結果、休航を告げられてしまうとその往復が無駄になってしまいます。

このようなことが既に2回。無駄な時間と経費が飛んで行き、未だに現地調査も出来ないというお粗末さ。

過去には、鹿児島県の下甑島で現地に渡った後に休航が続いて帰れないことになり、大いに困ったことがありました。また、奄美大島でも、空港まで行ったところ、50年に一度の大雨で現地に行く道路が土砂崩れで不通となり、そのままとんぼ返りをするはめになったこともありました。往復の飛行機代や宿泊代が全くの無駄です。

愚痴ばかりの文となってしまいましたが、このように離島での調査は本土にはないリスクが存在します。このため、さすがに離島での調査に対しては、その島へのアクセス条件によって追加費用を頂くと共に、調査期間も長めに設定させて頂くことに致しました。

(記:平成30年7月4日)

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