番戸の番地を調べる(後編)

番戸の番地を調べる(前編)のつづき

旧土地台帳の閲覧を申請すると、職員さんが閲覧コーナーに分厚い台帳をそのまま持って来てくれます。そこには数百番地分の記録が綴じられています。

ただ、その台帳を好き勝手に閲覧して良いわけではなく、事前に申請書に書いた地番の記録だけしか閲覧することは出来ません。ついつい他のページもめくってしまいたくなりますが、規則上は出来ません。見つかると注意されます。

予め閲覧したい地番が分かっている場合は問題ありませんが、今回のように番戸の該当する地番を調べたいというような場合は、判明するまで初めから順に見ていく必要があります。

例えば、1番地から200番地が綴られている台帳があった場合、申請書に「1~200」と書くことは出来ないのです。希望の番地を1筆ずつ明記しなければなりませんが、まさか申請書の狭い記入欄に「1・2・3・4・5・・・」と200まで書き込むというのも常識的に避けたいところです。物理的のも無理でしょう。

このよう場合に役立つのが→地図に準ずる図面です。

一般的に考えて、1~200番地まで全て「住宅」であるはずがありません。
明治20年代の頃ですので、むしろ田・畑・山林・原野・墓地などの地目の方が多いものです。

このため、この図面によって、地目が「宅地」と記された地番だけを抜き出して申請すれば良いことになります。

それでも面倒なことですが、随分と楽になることは確かです。

本日もこのような方法で番戸で示されていた地番を特定することが出来ましたので、該当地番の旧土地台帳の写しを申請し、それをゼンリン住宅地図上に示して、ご報告致します。